「名月を取ってくれろと泣く子かな」(小林一茶)

上の句にまつわる小話でそれを聞いた父親が「梯子があれば屋根に上がって取ってやれるんだが、生憎梯子がないなあ」。満月の月は一段と大きく見え近くに感じられる。

不思議なことにあれほど精緻な暦を作った近世の日本の天文学では天体までの距離が問題となったことがない。先日「朱子の自然学」(山田慶児著)を読んだが、12世紀の中国の天文学においても天体まで距離は問題とされなかったという。なぜか?

2023年の桜

今年の仙台の桜は4月の初めに満開を迎えた。写真もそれなりに撮った。

片平キャンパス

片平キャンパス
片平市民センター

写真ギャラリーに纏めておいた。

仙台でも梅の花が見頃

仙台でも梅の花が見ごろになっている。写真を載せておく。

近所のお宅の庭にさいていた梅の花
片平キャンパス放送大学構内にある梅。満開だ。

 

形らキャンパス放送大学構内の梅。

梅の香りも楽しめた。

LinuxMint+VMWareによる仮想マシン実感

前回のブログで超漢字4をVMWareの下で動かそうとした顛末を述べた。VMWareの下で動く仮想マシンが実際にどのようなものであるが実感したいと思い仮想マシンの再挑戦をした。今回はなるべく軽い仮想マシンにしたいと思いLinuxMintを仮想マシンに選んだ。ホストはwin10とした。

インストールは特に記すような問題もなく完了。ネットワークは仮想ネットワーク(NAT)にした。LinuxMintのネットワーク・アダプタの検出は自動検出になっていたようで仮想マシンをパワーオンにすると直ぐ完了(あっけない)。仮想ネットワークと繋がった。ホストより外の世界へもこの仮想ネットワークのゲートウエアを通じてつながる。それも確認できた。

この仮想マシンのLinuxMintでホストのwin10にあるデータを処理したいというような状況が起きる。VMWareには仮想マシンとホストの間で共有ホルタの構築が用意されているが,ここではsFTPによるファイル転送処理をつかった。仮想ネットワーク(NAT)ではホストのIPアドレスは固定されているのでファイル転送は実用的である。

印象としてはホストと仮想マシンとの間はほぼシームレスだ。

超漢字4+VMWare(続報)

VMWare(ホストマシンはwin10)の仮想マシンとして超漢字4をインストールした経緯をこのブログでも紹介した。ここではその続報としてネットワーク接続の顛末を書く。結果的には成功しなかったがおぼろげながら理解できた部分を記録として残す。

VMWareのしたにある仮想マシンがインターネットなどのネットワークを利用する仕方には基本的に2つある。1つ」はブリッジ、もう1つは仮想ネットワーク(NAT)を使う方法である。

(1)ブリッジ

仮想マシンはホストマシンが持っているネットワーク・デバイスを直接使いホストマシンの外の世界とつながる。ホストマシンが実際に使ったいるデバイスを使い、ネットワークの設定もホストマシンのそれでよい。ただし仮想マシンにはそのデバイスのドライバーソフトがインストールされている必要がある。仮想マシンが最近のOSである場合は「自動検出」でよい。この点で超漢字4は不可。

(2)仮想ネットワーク(NAT)

ホストマシンの内部に仮想的なネットワーク(VMnet8)が構築され仮想マシンはそこにつながれる。ホストマシン自体もその構成員の1つ。このネットワークにはDHCPサーバもあり、ゲートウエイもある。このゲートウエイはホストマシンのネットワーク・デバイスとつながっていて外部世界とつながる。ホストマシン(Win10)のこのネットワークへの接続状況はwin10で「設定」-> 「ネットワークとインターネット」->「ハードウエアと接続のプロパティー」でわかる。ネットワーク設定はDHCPを使う。固定IPにするには既定値に注意。ホストマシン(.1)、DHCP(.254)、ゲートウエイ(.2)。

この仮想ネットワークで使う仮想ネットワークデバイスはここに詳しい説明がある。仮想マシンはこのデバイスに対するドライバを使ってネットワーク接続をする。Win10やLinuxでは既存のドライバで対応できるものがあり、さらにVM-Toolsとして最適なドライバが使えるが、超漢字4では既存のドライバでは対応するものはない。

ということで残念ながら超漢字4のネットワーク利用はこのままでは無理ではないかと思われる。

超漢字「仮身」ライクな表現(ピクトグラム付き)

ちょっと凝ってピクトグラムを付けた「仮身」表現にしてみた。

超漢字では原稿の中に仮身を埋め込める。そのような表現をHTMLで記述しようと考えボタンを使ってみる。話題はである。

によれば

我々の身体は三つの部分に分けられる。すなわち上部(頭と腕)、中部(胸)、下部(腹と脚)。各部には指令塔になるがある。そこには多くの神々が住んでいて、悪い精霊や悪気からそれを守っている。ところがこれらの不吉なものは丹田のすぐそばに住んでいる。最も有害なものがで三つの丹田にそれぞれ一匹ずつ住んでいる。かれらは住んでいる人間の罪を庚申に日に天に昇って報告しその人に寿命を短くしようとする。

日本ではこの庚申の日に夜中も起きてパーティをしてこれらの虫たちの活動を妨害する風習があった。これがである。はこの風習を日常的に祈願するために建てられた。

このブログでもこの話題を取り上げた: